こんにちは、丸尾です。
先日こんなツイートをしたところ、反響をいただけたので今回は仕事でも使える英語の副詞について書いてみようと思います。
仕事でも使える副詞一覧
— 丸尾@グローバル企業人 (@maruo_cross) August 15, 2018
◆ personally(個人的に)
◆ luckily(幸運にも)
◆ frankly(率直に)
◆ ideally(理想的に)
◆ practically(実際は)
◆ realistically(現実は)
◆ unfortunately(残念なことに)
副詞が使えるようになると
オンオフ問わず表現の幅が広がります。
副詞といえば、文章全体、形容詞、動詞などを修飾するために使う飾りつけるための言葉なので、ビジネス英語を学んでいる人で副詞を最初から重点的に学習する人はあまりいないと思います。
もちろん、相手が副詞を使ってくることは避けられないのでリーディング/リスニングの観点で副詞の意味を単語帳で覚える必要はありますが、ライティング/スピーキングの観点では、主語でも述語でもない副詞は忘れて、まずは基本文型を話せるようになるのを目指せばいいとの意見には賛成です。
じゃあ、ビジネス英語のライティング/スピーキングでは副詞は無視しておけばいいのか?というと、この程度だけでも使えるようになっておくと役に立ちますのでどうですか。というのが今回の記事です。
例えば、日本人は弱めに意見を伝えたいときがよくあると思います。そういう弱めのニュアンスを出したいときとか、
伝えるなら控えめに柔らかく
— 丸尾@グローバル企業人 (@maruo_cross) August 14, 2018
日本人御用達英語一覧
・sort of
・kind of
・a bit of
・a little
・probably
・slightly
・maybe
・if you don't mind
・if possible
婉曲的で間接的な伝え方を
マスターしたい時にどうぞ
逆に強めに意見を言いたいときとか
意見を強く伝えたいとき良く使う
— 丸尾@グローバル企業人 (@maruo_cross) August 25, 2018
強める英語の副詞一覧
◆absolutely
◆definitely
◆totally
◆perfectly
◆exactly
◆clearly
◆completely
'Are you sure?'って質問にYesでなくて
"Absolutely!"と答えられたら免許皆伝
このようなときの副詞だけでも使えるようになっておくと役に立ちます。実際に自分も副詞は仕事でよく使っています。
また、butでつないで理路を整理するフレーズも、オススメです。少し長い文章に感じる方がいるかもしれませんが、覚えてしまえば本当に仕事で使い続けられます。
確かに’but’でつなぐと使えますよね。
— 丸尾@グローバル企業人 (@maruo_cross) August 17, 2018
◆Theoretically... , but practically
(理論的には〜、でも実際は〜)
◆Ideally... , but realistically
(理想は〜でも現実的には〜)
◆Technically... , but realistically
(技術的には〜でも現実的には〜)
こんなフレーズを仕事ではよく使います。 https://t.co/sjmUM20RwY
馴染みのある ”Ofcourse〜, but〜”と同じ程度の構造なので、一度使えるようになってしまえば自然と出てくるようになります。ポジションと職種で違うかもしれませんが、実際に自分が良く会議やメールで使っているのは下のようなフレーズたちです。
◆Theoretically... , but practically
(理論的には〜、でも実際は〜)
◆Ideally... , but realistically
(理想は〜でも現実的には〜)
◆Technically... , but realistically
(技術的には〜でも現実的には〜)
◆Normally ... , but unfortunately
(普通は〜、でも残念なことに〜)
◆Generally… , but precisely
(大体は〜、でも正確には〜)
◆Actually ... , but legally
(実は〜、でも法的には〜)
例文にしてみました。
■Theoretically your understanding is correct, but practically there are many exceptions.
(理論的にはあなたの理解はあってる、でも実際は例外がたくさんあるんだよ。)
エンジニア時代はこういうフレーズも良く使っていました。
■Technically it is possible, but practically it is difficult as the system is out of scope.
(技術的には可能ですが、実際はそのシステムはプロジェクトの対象外なので難しいんです。)
日本語でもこういうことを言うときってありますよね。英語でも言う機会は当然あるので、butで副詞をつなぐ文章を使えるようにしておくとそんなときに応用がききます。
最後に、個人的な副詞オススメ勉強法ですが、自然と使えるようになるのを待つのではなく、ご紹介したようなビジネスで使う副詞に絞ってフレーズや例文を作り、それを使う練習を繰り返すことです。
ポイントは、実際に使ってる会議のシーンなどを想像してそこで使うフレーズを作ることと、その情景を想いながら使う練習をすることです。イメージするのと、ただ口に出して読むのとでは、身につき方が全然違います。英会話レッスンならなお良いですね。
いかがでしたでしょうか。副詞を実際にうまく使えていると英語がアップグレードされたようにそれっぽく聞こえるので、英語がうまくみられてアピールにつながるという副次効果もあると思います。
ぜひ仕事で使えそうな副詞だけでも練習してみてください。また既にお持ちのオススメ副詞フレーズがあれば教えてもらえると嬉しいです。
英語学習全般だとコチラの記事をどうぞ。
丸尾