こんにちは、今回は社会人から英語を学習していくにあたって最大の関門になるであろうスピーキングについて書いてみます。
スピーキング機会が極端に少なくて苦手意識を持っている日本なので、海外経験なし社会人から英語学習する場合はスピーキングは最大の関門です。実際、リスニングとスピーキングは、上達を感じられるまでの道のりが非常に険しいので、永遠に話せないんじゃないかという不安がありますよね。
そんな中で自分は「瞬間英作文」を使ってスピーキング練習をはじめました。正確に言うと、効果があったはじめてのスピーキング学習は、瞬間英作文でした。
今から英語を勉強する人には「簡単な英語をとにかく話す」をオススメしたい。大学受験のせいで正確な文法やら長文読解精読から英語を学んだわけですが、極めても話せるようにならない。
— 丸尾@グローバル企業人 (@maruo_cross) 2018年8月7日
簡単な英語をとにかく話すオススメの本は、この瞬間英作文https://t.co/SQ9K4SU7zA
「瞬間英作文」とは、中学で習う程度の文型で簡単な英文をスピーディーに、声に出して反復練習するという方法です。中身はシンプルで、テキストの左側に日本語文、右側に英文が書いてあります。そして、英文を隠して、左の日本語分を読んで英文を頭で作り上げる、そしてすぐに回答を見て反復する、という繰り返しです。
この英語脳を作ろうとする学習の仕組みや具体的な方法については、本書瞬間英作文を読んでみてください。
その瞬間英作文テキストを使った学習が終わってからどんなことをしてスピーキングを伸ばしたのか、ですが、「使いたい文章を自分で整理」して、「瞬間英作文の要領で練習」することで「使いこなせるフレーズをとにかく増やし」ていきました。
①使いたい文章を自分で整理する
使いこなしたい文章を自分で整理するようになりました。英語のフレーズ集・英語の本・TED・仕事で出会ったフレーズなどをインプットにして、それを自分が使えるように自分のパーソナル情報(生い立ち・所属・業界など)でカスタマイズしてノートに一文を書きます。瞬間英作文の英文を作るイメージですが、わざわざ日本語は反対側に書きません。
②瞬間英作文の要領で練習
文章の意味と使う状況をイメージして、その文章を音読します。それで文章と照らし合わせて間違えていたら訂正します。瞬間英作文の「日本語を見て、英語を発する」が、「文章の意味とケースをイメージして、英語を発する」に変わっていますが、本質は同じだと思っています。
③使いこなせるフレーズを増やす
この方法を繰り返して使いこなせるフレーズをとにかく増やしていきました。どのくらい増やしたかというと「A4の厚いノート1冊」です。この1冊にフレーズを書いていまして、そのノートを持ち歩いて空き時間などいろんなところで開いて練習しました。
いかがでしたでしょうか。瞬間英作文は賛成派と反対派がよく入り混じりますが、どちらも自分の経験からくる真実を言っていると思います。下の記事でも書きましたけど英語学習は、他人のオススメや他人の学習方法を参考にショートカットしつつも、自分に合ってないものはやめるのも大事なんですよね。
少なくとも自分がスピーキングができるようになったのはこの学習方法のおかげですので、もし、瞬間英作文は好きだけど、それをやりきってしまってもうやることがないというような方に、今回ご紹介した方法がヒントになれば嬉しいです。
それでは。
丸尾