サラリーマンライターの英語学習✕海外駐在✕仕事✕転職のコツ

日本育ち留学なしの新卒TOEIC420からキャリアアップしてきた丸尾がサラリーマンライターとして英語学習と海外駐在と仕事と転職の自分なりのコツなどを淡々と記録します。

海外駐在者が帰国後に会社を辞めるときの退職理由を並べてみた

海外駐在から帰ってきた帰任者が現職をよく辞めるという話があるので、良く聞く退職理由を並べてみました。ちなみに、転職したい人は転職させる方が双方にいいのではないかと思ってますので、帰任者を引き止めるために優遇するようなことはしなくていいのではないかと思っています。






・価値観が変わってしまうから

1つ目は海外駐在でその人の価値観が変わってしまうからという理由です。例えば、海外には仕事優先ではなく、家族優先の国がたくさんあったりするので、そういった国で過ごすうちに仕事優先の日本の職場の価値観に嫌気がさしてしまう、そこまでいかなくとも日本に帰国したら残業ばかりの日々なので仕事のペースを落としたくなる、というものですね。

価値観が変わって辞めるのを止めるには、その人の価値観を戻す必要があるわけなので、もはや対策でなんとかなるレベルではないと思っています。あと、理屈としては会社の価値観を変えてもいいですが、それもまた現実的ではないですよね。



・実績、スキル、経験が活きないから/やりたいことができないから

様々なケースがあると思いますが、簡単な例でいうと「海外ではやりがいがあって経験を積んできたのに、帰ってきたら国内向けの仕事にアサインされたから」というような理由です。そんなことあるの?とも思うかもしれませんが、よくありますよね。

海外の仕事の量に対してグローバル志向の社員がかなりたくさんいたら、海外の仕事ができない人も出てくるでしょうし、そうなるとあとは組織の全体最適という名の人事ガチャの世界ですからね。個人のガチャが個人の希望通りにいかないのは、特に帰任者に限った話ではないので、帰任者を引き止めるために「ガチャなし」の例外を作りますか、という話だと思っています。

もちろん、海外の仕事をやりたくないような人が海外の仕事をしているのが明らかであれば、こういう帰任者をそういった仕事にアサインするように今すぐすべきだと思います。



・帰国後のポジションと裁量権が小さくなって不満だから

基本的に海外駐在員として海外に行く場合、日本で任されているポジションの1つか2つ上くらいの役職を任されることが多いので、日本に帰ってきたら急に裁量権がなくなったように感じるというものですね。これまたよくあることです。

理屈は、その帰任者のポジションを上げたり、裁量を増やしたりすれば解決なのですが、そうはいっても日本でポジションは年功序列が大原則ですから、帰任者だけ特別に「年功序列」を飛び越えさせますか?という話ですよね。



・帰国後に待遇が落ちたように感じるから

以前、こちらの記事で書いた通り海外駐在は高待遇ですので、それが帰国して元の待遇に戻ると、自らの待遇が落ちたように感じるというものです。対策は待遇を上げることになりますが、これも基本は年功序列が大原則ですから、「年功序列」を飛び越えた待遇を帰任者に与えますか?という話ですよね。






いかがでしたでしょうか。こうして並べてみると、「海外に比べてやりがいのない仕事が割り当てられた」、「海外のスキルが活かせない」、「海外にいたら昇進機会がなくなった」、「海外の時より待遇が低い」、「海外のように自分で仕事ができない」、、、という「海外の〜」がなければ、帰任者関係なく日本企業のガチャと年功序列で良く聞く理由ではないでしょうか。


だから、海外駐在はあくまで強いキッカケでしかなくて、結局のところの問題点は、帰任者は限定ではなくて会社・社員全体で共通ですよね。全体にとって魅力的な会社制度・職場を作るべくそれら問題点を除去していくのが長くて限りなく遠いけれど、一番いい道のように思えます。


もちろん、短期的にコストのかかって海外経験を積んだ希少な駐在帰任者を引き止めるための優遇枠をつくることもありえますが、個人的には駐在経験をした位で普通の人が超優秀な人になることはないと思っているので、帰任者を半端に特別扱いしない方がいいと思うんですよね。


それに40歳位までの表面的な平等徹底こそが年功序列とガチャの大事なところなので、極小の若手帰任者への優遇枠なんかで半端にいじると全モチベーションが急降下して大変なことになりそうです。そこを変えるときは経営レベルの人事改革の中で長い期間かけてやっていただければ、と。


そういう訳で冒頭のとおり、帰任者向けの特別対策を講じるというよりは、全体の改善をしてもらって、その過程で辞めたい人は辞める、残りたい人は残る、それでいいんじゃないかなと思います。自分は転職してますが、今のままでもきちんと残っている方々がいるわけですしね。










ちなみに自分自身も駐在帰任後に転職活動をしていましたが、そのときは学んだ英語を活かす案件、海外系案件、外資系案件を中心に据えていたので、それらに強いと言われるJACリクルートメントの英語転職とリクルートエージェントグローバル求人のサイトを使っていました。もしみなさんの中でそういう英語転職を見据えている方がいれば、早いうちにどういう案件とスキルセットがあるのかは見ておいた方が絶対いいです。




【案件探しに使った2サイト】
JACリクルートメントの英語転職


・メジャーな「リクルートエージェント」のグローバル求人






この記事は一般的な理由をまとめていますが、こちらは自分自身が駐在帰任後に退職した理由を書いた記事です。ご興味があれば。
note.mu







最後に、帰任して辞めるかどうかはさておき、前回こちらの記事で書いたとおりに海外駐在メリットは大きいので、海外関係で活躍していきたいのであればメリットを知ってみてください。



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丸尾